スポンサーリンク
本の読み方

「座右の書」の見つけ方。ぼろぼろになるまで読み返した本を、何冊書棚に並べているか。

本は読み返すものである。 いくどもいくども読み返し、一行を身に染ませていく。呼吸のリズムを合わせ、語彙を丸呑みし、演出を無意識に盗む。そうこうしているうちに、一冊の本ときみとの境界はあいまいになり、やがては血肉化して離れなくなる。 ...
本の読み方

ことばが目減りしてきたら、座右の書を読み返せ。

ことばはつかうと減っていく。これは驚くべきことに、真実である。 大量に書く――ぼくの場合、おおむね日に十枚ていどが限度である――日々をおくっていると、おおよそ十日ほどで、じぶんのなかのことばが尽きているのを感じる。 おなじ表現...
キャラクターメイキング

キャラクターごとにショートストーリーを書く。

きみの物語は、いまどの段階にある? プロットは完成したか?あらかた構想は固まってきたが、紙に書き出したりはしていない?その段階にいるようであれば、先に勧めたい手法がある。 キャラクターのひとりを視点人物に据えたショートストーリ...
プロット作成

プロットは接続詞をつかって書く。展開に詰まったら、無意識の引き出しにアクセスしよう。

プロットをどう書くか――というのは、実はひとつの方法に決めがたいものだ。 例示することはできる。ただ、唯一の正答を示すことはできない。 プロットの書き方に正解はない。これが唯一の正解だ。 プロットの書き方は、多種多様であ...
文学を考える

小説とは「物語性の否定」である。二項対立を超え、留保する力を養おう。

世界最初の小説は「ドン・キホーテ」であると言われている。 騎士道物語に対するアンチテーゼとして書かれた作品だ。ドン・キホーテは騎士のように、敵を打ち倒し、姫を救う物語に憧れ、自分もそのように生きようとした。現代でいうところの、中二病...
本文を書く

辞書の使い方。確かめるために引け。もしくは本を読め。

文章を書くときの心得を調べると、国語辞典を用意して絶えず引け、というのが頻出する。 しかし、そもそもどういうタイミングで引けばいいのか?辞書とはどのように使うべきものなのか? 考えてみよう。 辞書は「確かめるため」に使う...
プロット作成

「考えずに書く」ためにプロットを作る。

「考えずに書く」ために「あらかじめ考えておく」。それがプロットの本来的な効用である。 プロットは「脚本」、執筆は「撮影」 映画にたとえるなら、プロットは脚本、執筆は撮影に当たる。 そもそも、脚本とはなんのためにあ...
本文を書く

初稿は手書きで書け。そして必ず書き直せ。

0から1を生み出すのは大変だ。だから、なるべく早く「1」にたどり着くのが肝心となる。 小説を書けない人たちは、ほとんど、初稿を書き上げられないでいるのだ。このハードルは高い。逆に言えば、初稿さえできてしまえば、そこから完成にたどり着...
キャラクターメイキング

動機から書くキャラクター。人物像を雄弁に語るのは「発言」ではなく「行動」である。

どんな人間にも、無意識の行動を決定づける行動規範が存在する。それは教育や思想により決定づけられたもので、きわめて強力である。 言葉は後天的・理性的に身につけられたもの。人はネガティブな言葉を避け、ポジティブな言葉を使いたがる。極端に...
プロット作成

キーワードを矢印でつないでいく構想づくり。

プロット以前の構想練りに使える手法だ。 付箋を使うか、マインドマップ系のソフトを使おう。 書こうとしている物語に関連する言葉をだーっと書き出す。ならべる単語は、抽象的な言葉(絶望、恋、依存、信頼など)でもいいし、要素(パワード...
スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました